「四国地方では、昨日2月12日「春一番」が吹きました。」というニュースとともに2月13日の大阪はすこぶる暖かくなって4月の陽気であった。


外へ出ると室内より気温が高いではないか。コートを脱いででかけたが、夕方頃になると少し気温が下がってきた。自宅に着くと目がぐるぐる回って止まらなくなってきたので椅子に座ってじっとしていた。そのうち頭痛が襲ってきた。


手の指が浮腫んでいるのに気がつく。そのうち、胸が痛くなり顎がだるくなり首がしまってくる。「狭心症の発作だ」と思ってニトロの薬を取りに行くがめまいが酷くて転倒しそうになる。やっとどうにか薬を舌下に入れてじっとしているがなかなか収まらない。またフラフラしながら、ホッカイロを取りに行く。体の中央部分を温めて手足を冷やして温かいお茶お飲む。しばらくしてやっと収まってきた。

私の場合循環器系が気温の変化に追いつかないとこうなる。寒かった日が続き急に暖かくなったので体が適応できなかったのである。暖かくなると手足の温度が上がり体の中央部が冷えてくる。実際手で触ってもその差がはっきりと分かる。私の場合、狭心症の発作の引き金はこうして起こる。肩が凝りすぎても同じ様な現象が起こる。この様な狭心症は4月から5月と10月から11月になってよく起こるが、真冬に起こることはない。

こんなに寒くなったり暖かくなったりする2月は初めて。不気味。二酸化炭素による地球温暖化の変化は思っているより急速に進んでいるのではないかと私の心臓は警鐘を鳴らしたようである。