自動車の燃料タンクの水抜き剤を買うために行った。この水抜き剤の主成分はプロピールアルコールである。


メタノールが入っているので人体に使えないが、無水エタノールを加えて家具や機械の消毒には使える。


車の消臭剤の中には、殺菌作用のあるものもあるので更に無水アルコールを加えて車内の殺菌に使うのもいい。ただ吸い込まないように気をつけること。


素材のところで書かれている除菌というのは殆どの場合、細菌であってウィルスではないと考えたほうが良い。


無水エタノールを薄める蒸留水まで薬局では売り切れているのには驚きである。
オームセンターの車用品のコーナーには蒸留水とか精製水が必ず置いてあるものである。


袋入りの蒸留水は30円である。これを3個使えば約100円。


こちらのバッテリー補充液1リットル入りも無水エタノールの薄め液として使える。


ただこちらは、蒸留水ではなく精製水であるから、単に濾過しただけかもしれないが、無水アルコールを薄めるだけならこれで十分である。1リットルで198円である。

2002年11月に中国から始まったSARSコロナウィルスの流行時にいろんなことを知った。それでも気休めだけのマスクを買い込んだり除菌と書かれているだけで安心していたりと数々の思い違いをしていたことが今回の新型コロナウィルスの感染拡大で分かった。私一人の勘違いなど何ということはないが、国の厚生省の危機管理の甘さには呆れるばかり。政府はSARSの流行から一体何を学んだのか。