新型コロナウィルスが流行ると外食産業が大はやりになる奇々怪々。
新型コロナウィルスの感染が広まって、学校が休校になったり野球や相撲が観客なしになったり高校野球が取りやめになったりいろんな規制がかけられている。老人ホームのお見舞いも禁止のところが多い。
公共機関の移動手段を避けるため、出かけるときは息子の運転する自動車に便乗させてもらっている。スーパーの買い物でさえ週1回にしている。それなのに近頃、車から見ていると飲食店の前に人が並ぶほどの大盛況である。テレビでは連日のごとく不必要な外出は避けるようにと注意を呼びかけている。
新型コロナ感染の始めの頃は皆さんおとなしく自宅にこもっていたようであるが、退屈で仕方なくなったようである。遊園地やスポーツジムなんかはダメそうなので、一番手軽でストレス発散になる飲食店へ出かけるらしい。しかし、狭くて空調もよく効いているようには見えない飲食店内は感染度が結構高いはずである。生ものの回転寿司も大入り満員であった。何故かテレビでも外食は避けましょうとは言わない。海外では外食店の休業命令が出ている国も多く、関係者の失業も問題化している程である。
店内での飲食は避け、店頭でのテイクアウトにするとかドライブスルーにするとかした方が良いと思う。テーブル席も暖かくなることだから屋外でのほうが感染率は低くなる。日本では感染抑止より経済が優先しているようである。
もし日本で、感染の第2の爆発が起こるとすると、その原因の第一はあの満員の公共の交通機関が筆頭に挙げられるはずである。そして、その他の原因の一つはきっと室内型の飲食店ではないのか。同様に各種医院、美容院、整体院、予備校、各種学校等、長時間近距離で向かい合う機会の多いものは、感染の確率も高くなる。
人と人との間を1メートルほど開けるとなると、大型の傘をさしている状態と同じである。・・・シュールな光景だけれど、ひょっとするとそれもいい考えかもしれない。