紅茶の殺菌作用を期待して買い物に出かけるときは紅茶のアメを持っていく。唾液自体の殺菌性のほうが大きいとは思うが、紅茶飴は気休めである。まあ、布製マスクのようなものである。本当なら唾液の出を良くするために紅茶ガムがあればよいのだけれどそんなものは売っていない。


アメを食べて虫歯になるのがいやなのでノンシュガーの「紅茶茶館」をいつも買っていた。大体ヘビースモーカーだったせいもあるがあまり甘い物は苦手である。しかし、甘くない飴とかガムなどというものはないらしい。


ノンシュガーの紅茶飴の紅茶の成分として、「茶抽出物」と書かれているので、調べてみると、紅茶抽出物というのは100%茶成分で、紅茶の様々な機能を持つということである。ただどれ位入っているのかはわからない。


いつもは買わないミルク紅茶の方を今回は買うことにした。


よくよく見ると、香りとコクが広がる「微粉砕茶葉」使用と書かれていたからである。


調べると、「粉砕茶」とは、茶葉をまるごと微粉砕したもので、 茶葉のお茶に近い味わいであるということ。原材料名には単に「紅茶」と書かれている。本物志向であるような気がして一度買ってみる。


中を開けると15個のアメが入っていた。紅茶茶館のノンシュガーアメの方は10個しか入っていない。普通、ノンシュガーアメのほうが値段は高い。


ミルク紅茶と書かれているがあまりミルクっぽい色はしていないが、食べてみると結構ミルク紅茶という味がする。
きっとこれはホエイパウダーのせいだと思われる。「ホエイ」とは「乳清」のことで、 乳清とはチーズなどを作る際にできる上澄みのことであり、 これを乾燥させ粉にしたものがホエイパウダーである。

一度ホエイパウダーなるものを買ってみよう。

新型コロナウイルスのせいで、今まで知らなかったいろんなことを勉強するはめになった。