新型コロナ感染のためにも災害の避難所は換気対策を十分に!
新型コロナ感染が始まって以来、TVでは、2階以上のある家の人はできるだけ自宅待機を呼びかけていた。それでも土砂崩れの危険なんかのある家は、2階があっても避難所に行かざるを得ない。
今回も2階のある家でも、2階まで水が押し寄せて来た。
熊本に球磨川氾濫のニュースを見ていると、避難所の映像がまったくないのが不思議だった。調べてみたら、なんと避難所はできるだけ避けてホテルや旅館に逃げたらしい。やはりコロナの影響か。
避難所自体が自衛隊に救助されるほどの急激な水害だったようである。避難所までも行けないような状態の場所も多かったようである。
それでも避難所は、今回のコロナ感染に対して密を避けることばかり言っているが、換気のことは皆無のようである。感染はウイルスの濃度が高くなるとリスクも高くなる。
いくらエアコンをつけても空気をかき混ぜているだけで、換気しているわけではない。
換気を効果的に行うには、部屋の対角線上の下方に小さめの吸気口を、上方に強力な排出口を設けるのがベストである。
出来れば、空気清浄機もあれば尚いい。その他にマスク、消毒剤、耳栓、アイマスク、経口補水液、マットレスなどが準備されていると、安全だけではなく安心感も得られる。
温暖化によって、毎年のように豪雨の被害が日本を襲うようになってきた。昔は怖いものの代表として言われる「地震・雷・火事・親父」であったが、現代では「地震・原発・雨(台風)・コロナ」である。
国民が安心して暮らせるように対策を前もって準備するのが行政の役目であるが、いつも災害が起こってから慌てて対策本部なんて作っている様では、税金泥棒と言われても仕方ない。