アース製薬の「コバエホイホイ」を買って試してみたところ・・・
台所が南に面して日当たりが良いので、野菜の根なんかをカップに入れ育てて観葉植物代わりにしている。しかし、気がつくとコバエが部屋のあちこちを飛び回るようになった。こんな事は初めてで、何とかしたいと思い、スーパーで「コバエホイホイ」なるものを買った。
ゴキブリホイホイのコバエ版といったところ。
「4ステップでコバエを逃さない」という作戦らしい。
①色と香りで誘う。(コバエの好きな赤色と、紹興酒&黒酢の香りで強力誘引)
②とまり木効果でとまる(先端にとまりたくなるコバエの習性を応用)
③誘導路で中に導く!(つい歩きたくなる誘導路でどんどん容器の中に入ってくる)
④角切りゼリーにもぐらせ殺虫!(もぐりこみたがるコバエの習性を利用して殺虫)
中に入っていた説明書を見て唖然。「コバエとは小さなハエの総称です(コバエという種類は存在しません)」とは、知らなかった。まるで私に対する忠告のような気がした。
それでは、我が家に飛び回っているコバエは、一体どの種類なのかと思ってよく見ようとするが、すぐに飛んでいてしまうのでよくわからないが、羽も目も黒いから、ショウジョウバエではなさそう。
セッティングは超簡単そう。
試用期間1ヶ月というのは、ちょっと短い感じ。
有効成分はジノテフラン
アルバリンという殺虫剤の主成分がジノテフランである。
アルバリン顆粒水溶剤
「アルバリンは三井化学(株)が開発したハロゲンを含まないネオニコチノイド系薬剤です。
近年、主要害虫(コナカイガラムシ類・カメムシ類)及び侵入害虫(マメハモグリバエ・トマトハモグリバエ、ミナミキイロアザミウマ、オンシツコナジラミ・シルバーリーフコナジラミ)の問題等、圃場での害虫相の変化が懸念されています。要因として気温等の環境変化に加え、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの連用による弊害とも考えられます。
現在問題とされているこれらの害虫は、薬剤抵抗性を獲得するスピードが速く、なかなか防除に適した薬剤が見当たらないのが現状です。
アルバリンは新規ネオニコチノイド系(フラニコチニル系)害虫防除剤で、果樹・野菜・水稲の現在問題となっている広範な害虫防除に最適な、21世紀を担う薬剤です。」
箱の中には、赤い蓋とゼリーの入っている容器の2つがある。
これが紹興酒と黒酢とジノテフランのゼリーらしい。クンクン匂いを嗅いでみるとそれらしい香りがする。いい香りとは言えない。
赤い突起のある蓋をして、水耕栽培の野菜のカップのそばに置く。24時間後、中を除くとゴミのような黒いものが2つゼリーの間にくっついている。たった2匹とは期待はずれである。友人が言うのには、もっと風通しの良くない場所に置くほうがよくとれるということである。・・・きっと友人の家には生ゴミが多いのであろう。ブツブツ・・・