欧米の映画を見ていたら、オートフレイクのおかゆを食べているシーンをよく見かける。日本ではお粥と言えば白米に水を加えて味付けしたものと決まっている。

業務スーパーに行ったら、たまたま「オートフレイク」があったので買って帰る。


オートフレイクは、燕麦(えんばく)とよばれるむぎの1種で、最近注目される栄養食品である。

燕麦は水溶性食物繊維の1種であるβグルカンが豊富である。更には糖質の吸収をおさえてくれる働きもあり、腸内環境を整え便秘を解消し、コレステロール値を正常化する効果もある。タンパク質は玄米の約2倍もあり、その割には糖質控えめ、ビタミンB、鉄分なども含んでいる。


500グラム・税抜158円。原産国はチェコ。


オートフレイクのお粥の作り方はレンチンでOKである。器は大きめのものを使わないと吹きこぼれる。


見た目は良くない。


そのまま食べるとまずい。かなりまずい。


お椀に水と塩を入れる。


レンジでチンする。


一度出来たお粥は余り美味しいとは言えないので、溶き卵を加えて更にレンチン。出来上がりに山椒の粉を振りかける。これはいける。

後、ホットケーキに混ぜるとか、味噌汁に入れてレンチン、インスタントスープに入れてレンチンというように、食物繊維が少なかったものに加えるとかんたんに食物繊維が取れるので便利である。

コロナで、気安く買い物に行けないときの常備食に最適である。