クラゲに見えるがきのこの一種・生の「白きくらげ」を料理する。
生の白きくらげは、いつもあるとは限らないが、たまたま見つけてすぐに買って帰る。何しろ息子は生の白きくらげなるものを見たこともないという。由々しき問題である。
これが乾燥キクラゲを水で戻したもの。
乾燥キクラゲは、水で膨らんでもビラビラしている。芍薬の花びらの感じである。
一方、生のきくらげはツルッとしていて胡蝶蘭のようである。これを水でよく洗って料理に使う。
きゅうりと人参の千切りと一緒に二杯酢であえることにする。
黒ごまと鰹節も加える。
白きくらげは和え物のほか炒め物やスープにも使える。
食感はコリコリぷりぷりしていて、ややクラゲに似ているので、クラゲと間違われるのもうなずける。味や香りは殆どない。繊維質が多く触感を楽しむきのこである。
半分は酢の物にして、あと半分はフカヒレスープに入れることにした。