新型コロナの感染に対抗するためにも健康でありたい。かといって頻繁に血液検査を受けるわけにもいかない。一番手っ取り早いのが自分でうんちを観察することである。しかし、うんちについての知識といえば、うんちの成分は水分と食べ物カスとその他少々かなと思っていた。ところが先日、『20201112 UPLAN 天笠啓祐「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」』をU-TUBEで見ていて初めて知ったうんちの成分に驚いた。


健康な人のうんちは、70%~80%が水分で、残る20%~30%のうち3分の1が食べカス、3分の1が生きた腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜のカスだそうである。ということは、概算すれば、食べ物カスはうんちの約10分の1ということになる。つまり、水分を除くとそのほとんどが腸内細菌と腸壁についた残骸ということになる。

1gの乾燥したうんちには、約1兆個の腸内細菌が含まれているそうです。

食物カスの大部分が食物繊維で、水に溶ける『水溶性食物繊維』と水に溶けない『不溶性食物繊維』がある。食物繊維は腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整え、便に有害物質を吸着させて体外へ排出する働きがある。

『水溶性食物繊維』・・・玄米、ライ麦、豆類、根菜、イモ類,海藻、果物(コレステロール排出効果)
『不溶性食物繊維』・・・上記の植物の細胞壁に存在するセルロース、カニやエビの殻に含まれるキチン。(より多くの水分を吸収する)


見た目に健康なうんちは、黄色いバナナにに似たほどよい水分を含んでにおいの少ないうんちで、するっと出るうんちである。うんちの黄色い色は、十二指腸に排出される胆汁という消化液の成分のビリルビンの色である。ビリルビンは酸性だと黄色や茶色っぽい茶色、アルカリ性だと黒っぽい色に変化し、これがうんちの色に影響を与えている。

「うんちの健康バロメーター」については下記のサイトを参考にすると詳しく書かれている。

健康のバロメーターをセルフチェック!! Vol.1 便をチェックしよう! | 健康管理能力検定 文部科学省後援

昔は人糞を、植物の肥料にしていたのがうなずける。今でも北朝鮮では人糞は肥料である。