随分前に、100均で買っておいた下記の缶詰を開けることにした。何しろ近頃はあまり買い物に出かけないものだから食材がなくなってくる。
かといって変化の少ない食事は、1日の楽しみがなくなってしまう。


缶詰の牡蠣なんて赤貝の缶詰と同じようなものではないかと思っていた。何しろ味付けが砂糖としょうゆなのだから。

それよりも、面白いのが「本品に使用しているカキなどの二枚貝にはカニが共生しています。」と書かれていることである。食べる前に探してみよう。


1缶85グラムで107キロカロリーだから一人分かな。


ふたを開けると牡蠣が並んだように入っている。カキは火を通すとかなり小さくなるので、初めはきっと大きい牡蠣だったのだろう。缶の中、いっぱいいっぱいだったに違いない。ここでカニを探してみたが見当たらない。残念。


一つだけそのままで試食したが、赤貝とは違ってちゃんと牡蠣の味がしてそれなりにおいしい。思いのほかおいしいというのはちょっと意外だった。余り甘いのは嫌だったので、一度さっと水洗いしてしょうゆと白ごまと山椒をかけて小松菜とあえて食べた。目先の変わった一品で好評だった。100均の缶詰も捨てたものではない。