以前、ぶりの白子(精巣)を食べて美味しかったので、次は真子(魚卵)を食べてみたいと春先になると気を付けていたら、ついに見つけた。


天然ぶりの真子(魚卵)である。旬は春。
買って帰ってから、NETで調べ回った結果、煮つけにすることにした。

丁寧に洗って汚いものは取り除き、最後にお酒で洗う。


煮つけに煮汁を作る。酒、みりん、生姜、ニンニク、長ネギ濃い口しょうゆ。
片一方の魚卵はパンクしていたので、こちらを上にして煮つける。煮汁が十分に煮立ってから入れる。


魚の魚卵はそれほどバラバラに分解しないので、こちらをまず上にして火を通す。


魚卵の上下の位置を変える。卵の粒はほとんどばらけづ花びらのような重なりを見せる。


煮あがったようなので、ビラビラの方を上にしてまな板の上に置く。


包丁で1.5センチ厚に切っていく。


断面がきれい。外側は濃い醤油色であるが中は薄い黄色、その対比がいい。不思議な形に息子は「これなに?」を連発。ゆずぽんをかけていただくとさらに美味しい。

臭みもなくぶり本体よりも美味。余りに美味しいので、煮汁でこの後厚揚げと小松菜を炊いた。

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