糖尿病患者のインシュリン自己注射は許されるのなら、コロナワクチンの自己注射はどうなのか。
テレビでコロナワクチンの注射風景を見ているとインシュリン注射と何ら変わることがないように見える。投票病の母にインシュリン注射をしたことがあるが、特にどうということもなかった。
ただ違うのは、コロナワクチンは筋肉注射で、インシュリン注射は皮下注射なのである。筋肉注射は針を筋肉まで刺し、皮下注射は筋肉の上の層の皮下脂肪に針を刺してワクチンを注射する。筋肉の方が組織の血流が豊富で免疫細胞も多く分布し免疫がつきやすく、痛みや晴れも少ない。
しかし一方で、日本では皮下注射が一般的なので医療従事者において、かえって筋肉注射に慣れていないという現実もある。
NETで筋肉注射の方法が出ているが、それほど難しいとも思えない。1日講習を受ければ理系や美術学科の器用な人なら難なく筋肉注射をやれるのではないか。最初から筋肉注射を学ぶ方が変な癖がついていなくていいかもしれない。
では法的に何か問題があるのかというと、自己注射についての特別な場合は許されるのである。
今回のパンデミックのような非常事態の場合は医師や看護師以外の人がワクチン注射をしても許されるのではないか。非常事態宣言とはそういうものではないのか。
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政府は早く特例法を作って忙しい医療関係者以外のワクチン接種者を増やすべきではないか。世界中に迅速なコロナワクチン接種の前例がいっぱいあるのにどうして見習おうとしないのか。他国が日本政府のやり方を疑問視するのは当たり前である。
私自身エピネンを持ち歩いていたが、これも非常事態の自己注射の場合にあたるので許されるのである。
自己注射が許される注射剤は思いのほかたくさんある。
コロナワクチンがいくら大量に輸入されても、接種できないのでは何にもならない。7割の人がワクチン接種しないとウイルスの変異は止まらない。
現在ワクチン接種会場では、一線を退いた高齢の医者や看護師が多いという。現役の医者も看護師も忙しいのである。接種会場と接種する人を増やさないとワクチンの持ち腐れとなってしまう。自宅療養者の死は悲惨である。
ワクチン接種の講習会場で面接して合格した人にはその場で実習もかねてコロナワクチンを接種すればよい。コロナワクチンの接種合格者は、必ずどこかの会場で1週間はワクチン接種のボランティア活動が科せられるようにすればいかがかな。横入りの薬屋夫婦とか、教育長とか、視聴なんかはこのボランティア活動に参加すべきではないか。
もし、もっと早くワクチン接種が行き届いていれば、飲食店での問題がこんなに長く尾を引きずることもなかったはずである。しかし、現在、医療関係者すらいまだにワクチン接種を終えていない寒い状態である。