のど飴は、医薬品と表示のあるもの以外は単にお菓子であるというのが事実らしい。

色んなものが添加されているのど飴があるが、気休め程度のものらしい。コロナが流行って以来、マスクをしてのど飴を舐めながら外出している。その多くののど飴の中でもお気に入りのものがある。


そののど飴の中の一つ「ノンシュガービタミンCのど飴」が一番のお気に入り。
ビタミンCをとるためというよりはすっぱくて唾液がたくさん出てくるからである。外出先でうがいをすることは難しいので、殺菌作用のある唾液が一番というわけである。


シュガーレスののど飴の値打ちは何か。
1袋で18粒入っているので、1粒当たり4.8グラムで12.6キロカロリー。

砂糖使用の名糖のビタミンCのど飴と比較してみる。4.8グラム当たりのカロリーは16.3キロカロリーである。1粒当たり3.7キロカロリーの差である。それほどカロリー的には差はない。では一体シュガーレスの値打ちは何か。


還元水飴、還元麦芽糖水飴、還元パラチノースが砂糖の代わりらしい。シュガーレスとは、虫歯になりやすい糖分を使っていないということであるが、調べてみると、砂糖の代わりに虫歯になりにくい代用糖(還元水飴、還元麦芽糖、)を使っているが、これらはミュータンス菌によって代謝(消化)されてしまうためむし歯になる可能性があるという。かといって人工甘味料を調べてみると「人工甘味料の甘さが、ドーパミンなどの神経伝達物質や、神経の快楽中枢に影響し、中毒を招くことが分かってきました。2007年にフランスで行われた、マウスを使ったサッカリンの実験では、サッカリンはコカイン以上に中毒性が高いことが明らかになりました。ほかの人工甘味料にも、同様の強い中毒性があると考えられます」と、恐ろしいことが書かれてある。

歯医者さんおすすめのキシリトールは、砂糖と同等の甘未度でカロリーは砂糖の75%で、インシュリンとは関係なく代謝され、更には、口腔内細菌によって全く発酵されなにので酸は生成せず、 pH値も変化しない。キシリトールは虫歯にはならない優れた代用糖である。しかし、キシリトール100%のものはほとんどない。キシリトール100%というファジーロックというのがあるが、飴とは程遠い感じ。


結論から言うと、ノンシュガーの効果はあまり見込めないが、ビタミンCの成人摂取量1日100ミリグラムで、血中濃度は1日400mgで飽和するから、6000ミリグラムも入れる必要はない。結局、酸味効果で唾液が出てくる効果位ということになる。しかし、ビタミンCも酸性であるので歯を溶かす作用がある。過ぎたるは猶及ばざるが如しで、やはり6000ミリグラムも入れる必要があるのか。

キシリトールも摂りすぎると胃が痛くなったり下痢をする。

理想のおいしくて酸っぱいのど飴とはどんな配合で作ればよいのか。1日1粒ぐらいなら許容範囲かな。


色々調べていると喉が詰まって、肩も凝ってきた。ストレスで免疫力が下がってコロナにかかる危険性が増したような気もする。