望遠レンズで撮ったトラの画像は、たったこれだけ。
来年は寅年。トラ猫でいこうと思っていたが、やはり迫力負けするかと思って写真ホルダーを探し回ってトラの画像を集めてみた。
動物園でトラやライオンの写真を撮るのは大変だったのを思い出す。動物園によっては汚いガラス越しにしか見ることのできない場所もあって、とても写真には取れない。近づくとおしっこをかけられるからと、注意書きが書かれているところもある。
屋外のトラは遠くて望遠レンズを使うが、これが又行ったり来たりしてじっとしていない。
じっとしている時は遠くの岩場の陰に半分隠れていたり、向こうをむいていたりでなかなかいいショットが撮れなかったのを思い出す。写真家の人で日がな一日いい写真が撮れるまで待ち続ける人がいるが、気の短い私には到底真似できない。思い通りにならないトラに悪態をついてすぐに諦めてしまう。
トラのすごい写真は口をカッと開いてガオーと吠えているところであるが、NET上にも余りない。トラが吠えている場面なんかに出くわすことはきっと稀なのだ。
大きく引き伸ばしてもこれが最大かな。ただ全身が写っていないし横向きなのが残念である。
これなんかいいようだけれど、目と黒い縞模様が重なって、顔の表情がよく分からない。適当にPhotoshopで整形手術出来るものかしらね。もうトラの皮だけでもいいかと思ってしまう。
虎は死して皮を残し人は死して名を残す
というではないか。