中和抗体を5か月目に測定したら最低値以下だった。
イスラエルでは4~5か月で効力が低くなってしまってブレークスルーでふた食べ感染者が増え始めて3回目のワクチンを打ち始めた。ところが最近、オミクロン株が流行し始めて、ワクチンをすり抜けるが3回目の接種をすれば重症化はしないと言われるようになった。日本では8か月後に3回目のワクチンを打つことになった。私は、ワクチンを接種して5か月目の最後の方なのでまだ中和抗体があるのか心配になって検査することにした。
中和抗体に関しては次のサイトが分かりやすい。
新型コロナウイルス中和活性定量検査 | ながさきハートクリニック
1、中和活性定量検査とは
1、新型コロナウイルスのワクチン接種による獲得した免疫力を評価するのに、
抗体量を知ることが一つの目安となっています。
2、抗体量を測る検査には、以下の2種類あります。
(A) IgG(S)量を測る抗体検査(単位はAU/mL)
(B) IgG(S)抗体とIgM抗体をトータルで測定する抗体検査(単位はU/mL)
(A)の抗IgG(S)抗体の中には、結合するだけで感染を防げない抗体もあリます。
これに対して(B)の中和抗体はスパイク蛋白S1の中にあって人に感染するのに必
要なRBDに結合し、人の細胞への侵入を邪魔する抗体です。
中和活性(中和抗体量)が高いと実際の感染を防ぐ力が高いと考えられるので、
(B)の「中和活性」定量測定がワクチンの抗ウイルス効果を知るには適している
2、中和活性のこれまでの知見
① ワクチン2回接種後に獲得した新型コロナウイルスに対する免疫は2週間後を
ピークに徐々に下がって行きます。
② 抗体量は、接種後3ヶ月でピーク時の1/4に減少するという報告があります。
③ ワクチンの効果が下がりがちなのは、
1、女性より男性、
2、20歳代より60〜70歳代(高齢者)
3、飲酒の機会が多い人
3、検査結果の見方
1、0.8 U/mL以上あれば、中和抗体陽性と判定できます。
2、ウイルス感染予防に効果があるのは、15 U/mL以上と言われています。
3、300 U/mL以上は感染や重症化予防が期待できる「高力価」です。
4、高力価でなくても抗体を作るB細胞には「記憶」が残っているので、
コロナ感染が起こればすぐに大量の抗体を作ることができ、心配ない。
しかし、ワクチンを2回接種しても、抗体ができない人もいるとか、いったい私の中和抗体が現在どれぐらいなのかどうしても知りたくなって近くのクリニックへ行って検査することにした。
5日後に封書で結果を知らせてきたが、中の数値を見て驚いた。何と、6.7U/mlしかない。最低ラインの15U/mlの半分にも満たない。重症化防止には250~300U/mlの中和抗体が必要だというのになんということだ。茨木市の広報には、8か月後から3回目のワクチン接種だと書かれている。4日前に喉が痛くなってコロナかと思ってビビってしまったが、すぐに治ってほっとしたが、どうもインフルエンザの予防注射に行った時に咳をしていた若い女性からうつされた様である。今後は、外出は極力控えるつもりである。
市の3回目のワクチン接種、少しでも早くしてほしい。