台湾の清涼飲料水「仙草密」を試飲
お酒が飲めない息子が、クリスマスのシャンパンの代わりに買ってきたのが、この「仙草蜜」である。
泰山は中国の山東省にある山なのでこの清涼飲料水も中国製かなと思っていたが、泰山というのは台湾の会社名であった。
仙草なるものを調べてみると、「仙草とは中国原産のシソ科植物の一種で、中国南部、及び台湾北部で栽培されている。この乾燥した仙草の茎と葉に、少量の水を加え煮込み、その煮汁をこして、でんぷんを少量入れることで、仙草がゼリー状になる。」ということである。
「大卡」は「キロカロリー」ということで、「公克」はグラムのことである。
龍眼は2000年前から中国南部で栽培されたムクロジ科の常緑高木で、春、芳香を放つ黄白色の小さな五弁花を円錐状につける。この花から採れるハチミツが竜眼蜜であり、台湾で大人気の不老長寿に効くはちみつである。
ガラスカップに入れるとコーヒー色の液体であるが、注いでいる時は何やら固体状のものがどろどろ出てきたので、その正体を確かめることにした。
白い磁器の器に入れるとこげ茶のゼリーが細かく刻まれたものが見える。
味はというとこんな味のものは今まで食べたことがない薄甘い薬草の味である。この竜眼蜜の紅茶はアールグレイの元になったと言われているので、そう思って飲むとそんな気もしないではない。
このる竜眼蜜の清涼飲料水は、ドンキホーテーで売っていたということである。息子は大変お気に入りの様でまた買ってくると張り切っている。