コンビニで買った「大豆かりんと」はカロリーは低いが味は似て非なるもの。
息子がコンビニに行ったついでの買ってきた「大豆かりんと」。黒蜜味とキャラメル味。
袋の表のうたい文句は、
・サクサクッ(食感が良い)
・自然食品SOY(大豆)
・ノンフライ(油不使用)
・86キロカロリー(ローカロリー)
・たんぱく質5g、イソフラボン25mg、カルシウム120mg(体に良い)
これが全部本当なら素晴らしい
見た目にはふと短いかりんとうで美味しそう。
- 栄養成分表示
1袋(21g)当たり - ■エネルギー:86kcal ■たんぱく質:5.2g ■脂質:1.5g ■炭水化物:12.8g ■食塩相当量:0.1~0.3g ■カルシウム120㎎
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- ■その他栄養成分 大豆イソフラボン 25mg
21グラムが86キロカロリーだから、100グラムに直すと409.5キロカリーとなる。普通のかりんとうは100グラム当たり平均441キロカロリーだから、大して違いがない。普通のかりんと20グラムなら88キロカリーだから量の問題。
要は、栄養の問題か。普通のかりんとの栄養成分は、脂質, 13% ; 銅, 11% ; カロリー, 11% ; ビタミンE · 10% ; ビタミンB6, 9%.となり、カルシウム、イソフラボンは含まれない。
大豆かりんとの原材料は、「大豆パフ(国内製造)(調製豆乳粉、でんぷん)、黒蜜(ぶどう糖果糖液糖、砂糖、水あめ)、砂糖、植物油脂、食塩、脱脂粉乳/炭酸カルシウム、ソルビトール、カラメル色素、乳化剤、香料、甘味料(ステビア)、ビタミンD、(一部に乳成分・大豆を含む)」
大豆パフって何かと思って調べてみると、「大豆たんぱくと米でんぷんで出来たサクッと軽い食感が特徴のフワッと膨れたもの」ということである。NETを見ると、この大豆パフだけでも売っている。
味はどうかというと、とても普通のかりんとうに及ばない。ブラインドテストをすれば大半の人がかりんとうとは思わないと思う。かりんとうと思わなければそれなりに不味くはない。
口から入るものを「薬か毒か」に分ければこれは薬の部類ではないが、少なくとも毒ではない。普通のかりんとうはやや毒の方に針が傾く。
ずっと見てきて考えるに、あれこれ文句を付けられて新商品を作るのはきっと難しいのだろう。
この商品は、「かりんとう」ではないので「う」の字を取って「かりんと」としたのであろうが、これがドツボにはまったのではないか。本物のかりんとうと比較されれば負けるに決まっている。大豆菓子であることを強調した方が良いのではないか。例えば、「ダイズパフパフ」とか「ソイパフパフ」なんていうのはどうかな。話題になりたければ思い切って「カリントサギ」もありうるかも。
グダグダ言っていると、「文句言うなら食べるな!」と怒鳴られた。