去年の年末、台所の湯沸かし器が故障してしまったが、今のところ湯沸かし器の在庫がないということで、これから寒くなる間冷たい水で台所仕事をしなければならないと思ってショックを受けていた。

ノーリツの直営店に電話をかけて見積もりに来てもらったが、機器が入ってくるのは春ごろかなと言われてがっくりした。

息子が電源を入れたり切ったりしていたら、ぬるーいお湯が出てきたのでこれで春まで我慢することにした。


ところが、ある日のこと「急に湯沸かし器が1台入ってきた。今から取り付けに行きます。」という電話がかかってきた。ものの1時間も経たないうちにどたどたやってきて、あっという間に湯沸かし器の取り換え工事をしてくれた。


機種は、GQ-1039W-1である。シンプルな方が故障が少ないということで、温度調節なしの従来型である。


工事完了で熱いお湯が出てきたときは感無量であった。目の前が何かパーと明るくなったような気がした。時々冷たい水しか出ないのを、なだめなだめして壊れた湯沸かし器を使っていたのが、遠い昔のように思える。


たった湯沸かし器一つで落ち込んでいたのだから、ウクライナの人達はさぞかしつらい思いをしているのだろうと思う。避避難民支援の寄付をしよう。今度はモルドバの大使館宛に寄付をすることにした。モルドバは小さな国である。経済的にも恵まれてはいないにもかかわらず、ウクライナから逃げてくる人たちを快く受け入れているが、支援のためのお金に困っているらしい。今年もコロナで家に閉じこもっていたので、あまりお金は使わなかったから、その分ウクライナ侵攻に対してあちこちに寄付をすることにしている。