暑い夏のために金魚のアクアリウムを描いてみた。
蒸し暑くて、これからもっと暑くなるんだと思うと気分が滅入る。エアコンを入れると乾燥して喉や目がイガイガするので、仕方なく扇風機で頑張っている。毎年、エアコンをかける時期をカレンダーに記入していると、我が家のエアコンを入れる日にちの平均値は、6月17日である。
金魚の水槽が欲しいなあとこの時期になると思うのであるが、掃除や世話が大変そうなので、絵に描くことにした。同じ描くのなら、シュールで涼しそうな方が良いので、金魚も思い切りデフォルメして色んな形のものをホログラムの箔シートを使って作ってみた。結構時間がかかってしまった。しかし、一度作れば後はエサもいらないし、掃除もしなくていい。実家の父は、生前、大きな水槽に熱帯魚を買っていて、毎日曜日になると水をかえたり水槽を磨いたたり忙しそうにしていたのを見ていて、家に水槽を置くことは決してしないでおこうと決心していた。
最近の研究では、魚類は鏡に映った姿を自分であるという自己認識ができるということである。魚は痛覚がないし、鳴いたりもしないので、下等動物だと見なしてパクパク食べているが、クジラやイルカの様に知的な動物は食べてはいけないということになるかもしれない。
赤い金魚はこれで終了して、次は北の海に生息する白い金魚を描くことにした。きっと気持ち的に2~3度は気温が下がることを期待している。