下の息子は、大人になってからもククラシエフーズの知育菓子を愛用していて、年に何回かは買ってくる。特に「ねるねるねるね」はロングセラーの懐かしい知育菓子であるようだ。

知育菓子とは、練ったり・こねたり・絞ったり・形作ったりと、子どもが自ら手を加えて完成させるお菓子のこと。お菓子の形・色・香りなどが変化していく様子から知的好奇心を刺激され、完成させたときには達成感を味わうことができるというものだ。

今回息子が買ってきたのは、「つかめる実験ふしぎ玉」という何やら得体のしれない代物であるが、本人は至って真剣である。対象年齢が2歳以上というのだから、まあ、簡単に作れるのだと思っていた。


何の化学反応かと思って原材料名を見てみたら、アルギン酸ソーダとカルシウムが反応して水に不溶性の高分子を作るのを応用したものである。この反応を一番利用されたものは人工イクラである。


ジュースの中に乳酸カルシウムが入っている。これに着色されたアルギン酸ソーダの水溶液を流し込むと反応して水に不溶性のアルギン酸カルシウムのゼリー状の高分子ができる。


この反応を応用したゼリー玉が、いとも簡単に出来るように書いてある。


袋の中に入っているものは、ジュースのもと(乳酸カルシウム)、容器とスプーン、不思議玉のもと(着色されたアルギン酸ナトリウム)。


容器を切り離して、大きな容器に線まで水を入れてジュースのもとを溶かす。二袋を一緒にして小さい容器に水を入れて、そこでよくかき混ぜて溶かす。アルギン酸ナトリウムは溶けにくいので注意。


ところがうまく丸い球ができない。


カエルの内臓のような気持ち悪いものができる。


注射器で作ると比較的奇麗な丸い球がやっとできた。
対象年齢が2歳以上と書かれているが、一体どんな2歳児なのかと首をかしげたくなる。
それとも我が息子は2歳児以下ということなのか。

何よりも驚いたのがこれが200円もすることである。アルギン酸ナトリウムを仕事で使うが1キロ2000円ぐらいである。小分けにする手間賃かな。