歯を磨く時には鏡に歯を映しながら磨くと、いい加減な歯磨きを確認しながら磨くので効果倍増である。

初めは手鏡を使っていたが片手がふさがるのでやめて、近くでもよく見える拡大鏡付きの鏡を見ながら歯磨きをするようになって歯周ポケットが3ミリのところが2ミリになって、歯医者にほめられた。


この100均のスタンドミラーは、可動式であるので逆さまにしてぶら下げることもできる。

その上に、鏡が等倍鏡と拡大鏡の両面ミラーになっている。歯を磨く時は勿論拡大鏡を使う。大きな拡大鏡を使うと朝から小汚い自分の顔を拡大してみる羽目になるので口の中だけが写ればよいのである。


鏡の材質がガラスなので長持ちする。アクリルの鏡面ガラスだと傷がつきやすい。


タオル掛けに逆さまにつるして、直ぐ近くで口の中だけを拡大してみることができるようにしてある。

「8020運動」と言って80歳で20本の歯を残そうという運動があるが、歯が抜けるのは年のせいではないそうで、常日頃の歯のケアーのせいだそうである。生まれつき歯の質が弱い人ならなおさら日ごろの歯のお手入れには気を付けなければならない。いい加減な歯磨きで歯磨き残しや歯茎を傷つけたりする。

知り合いのお父さん(80代)は一本も虫歯がないという。食後は必ず爪楊枝で丁寧に食べかすをとるのを習慣にしていたそうである。それと、田舎育ちでお菓子などの間食をしないこともその一因かもしれない。間食後に歯磨きする人は少ないだろうと思う。

歯がしっかりしている人は、いつまでも硬いものを噛むことができその刺激が脳に伝わって認知症になりにくいそうである。

パソコンをしながら間食する習慣がある人は、50代で入歯だらけになる可能性があるのではないかと、入れ歯の統計を見ながら思った。歯槽膿漏になれば、虫歯にならなくても歯は抜け落ちるので恐ろしい。歯周病になれば、その菌が血管に入り込み全身をめぐり万病のもとになるらしい。

野生の動物は犬歯が抜けると死に至ると言われている。