毎年ハロウィンの画像を作っている。今までの画像を見ていると、よくもまあこれだけ色々の画像を作ったものだと呆れる。1日で作るとなると無理なことも何年にもわたってコツコツ作ってきたので思いのほか大変ではない。大変なのはそれらのグッズを保管しておくことである。

買ってくるのは、100均とリサイクルショップである。更に、それらに手を加えることもあるし、一から作ることもある。兎に角10月になるとハロウィンの画像作りでソワソワする。ベッドに入ってもあれこれ考えてしまう。


今年もかなりの画像を撮ったが、それらの元画像をソフトで加工して編集するのに時間がかかる。上の画像の元画像はこれである。ブルーライトをつけて撮ったので真っ青である。ブルーを抑えて部分的に明るくして遠近感を出す。


バックに手作りの船を置いて、この骸骨さんの最後を暗示する。


空間を広くとると遠近感がよく出る。


骸骨さんにクモはよく似合うが、水中にクモはいないのでちょっと迷ったが、シュールでいいのでそのままにした。


今年のハロウィン画像ではこれが一番気に入っている。この骸骨さんはかなり以前にリサイクルショップで800円ぐらいで買ったが、同じようなものが今では数千円もする。リサイクルショップも値上げラッシュである。


背景は自作である。大きさは全判であるのでかなり大きい。
月はホログラフィの転写箔で作った。毎年何かしら背景を作っているのは、背景とライトで雰囲気は決まるからである。

海に沈んで遺体も帰ってこないと、残された遺族の悲しみは何倍にもなると思われる。深い海の中から、ハロウィンの日には死者は戻ってくる。クモたちは骸骨さんのペットなのである。一年中、お家へ帰りたいと思い詰めた骸骨さんにとって、ハロウィンの日は首を長くして待ちに待った帰京の日なのであり、家族に会える日なのである。