樹脂で作ったアクセサリーパーツを磨くのに、100均のネイル用グラインダーが使えるのではないかと思い試してみることにした。本格的なマイクログラインダーセットを持っているがいちいち取り出すのが面倒である。


3種類のバー又はアタッチメント(マイクログラインダー先端工具)がついている。


アタッチメントの取り外しも簡単である。


木ネジで止めてある蓋を開けると電池を入れる部分が出てくる。


電池一本だけだというところに一寸不安に思えた。


実際にアタッチメントを取り付けてスイッチを入れてみるとブーンという音と共に回り始めた。


右側がエポキシ樹脂で作ったもの。左がアクリル光硬化樹脂である。

いくらジーコジーコと磨いても余り変わりがない。電池が1個だけでは力不足である。爪を磨くのさえちょっと力不足の感がある。


それどころか、周り中に樹脂の粉が舞い散って後の掃除が大変である。その上、やすりの部分の目が詰まってすぐにつるつるになる。


従来のサンドペーパーやネイルファインやバッファーがお手軽で掃除もしやすい。
「ネイル用のエメリーファイルやネイルバッファーを使った方がまだましであるという事実。」
爪やすりには番手の粗いものから細かいものまでいろいろあるが、これをグリッドという。
表面を磨くネイルバッファーも色んなものがある。最後の仕上げは皮やすりで磨く。

余談ではあるが、今から約40年前、ネイルスクールに通ってネイリストの資格を取ったことから、ネイルの器具がいろいろそろっている。このネイルの技術と箔の技術を使って色んなアクセサリーを作ってきた。しかし、仕上げの時点で磨いたり穴を開けたりするのが思いのほか面倒で、何か簡単で便利なものはないかといつも目を光らせている。

扱いやすく、値段も安く、コンパクトで場所をとらないものが一番いい。しかし、そのようなものはほとんどないのが実情である。