自動車で通りかかった大道りに面した場所に、パイプを組み合わせて作ったビニールハウスの中でバナナの木を植えているのを発見した。
バナナというのは、熱帯で栽培されるものだと思っていた。関西では大きな植物園で見ただけでガラスの立派な温室内で育てられていた。このようなちゃちなビニールハウスで育つものなのか首を傾げた。


しかし、NETで検索してみると、普通スーパーなんかで売られているバナナは、キャベンディッシュという耐寒性のない品種で真冬でも15℃以上を保ち日光が適度に当たる環境が必要とされる。

しかし、耐寒性のあるバナナ品種があり、温室が無くても本州でも路地無保護で越冬が出来、実を収穫できる可能性はあるらしい。これらは露地植えで場所を選べばマイナス数度までの気温でも耐える事ができるということである。NET上には本州でもバナナを育てている画像が大量に上げられている。

耐寒バナナの品種
・ドワーフ ナムワ
・ドワーフ オリノコ
・アイスクリーム

一方が壁か塀で日当たりの良い場所に植えるといいらしい。台風の強風から守ることも必要。土質が選ばないが-5度以下になるところはダメらしいということ。おおきな植木鉢ならベランダでも育てられるということである。

今のところ、バナナはお店で買うことにしているが、もし1本が100円以上になれば考えるかもしれない。

余談ではあるが、ドイツのベルリンの壁が崩壊して、東ベルリンの人が西ベルリンになだれ込んだ時、一番に買って食べたのがバナナだということであった。では、ロシアでは現在生鮮バナナはどうなっているのかというと、ロシアは、バナナを大量に南国から輸入し、国内需要の残りを周辺国に輸出しているということである。ウクライナもバナナをロシアから輸入している国の一つらしい。戦争をしている現在はどうなっているのか。しかし、インフラもままならい現況では、バナナどころではない。