マッサージであれ、整体であれ、週1回通ったのでは大した効果はないように思う。癌の末期から生き返って生活するようになって以来、体にいいことも毎日の生活の中に取り入れて習慣化しなければ意味がないと実感として感じている。

現在、健康のために毎日していることは、ストレッチとツボ押しである。パソコンに向かっている時間が長いので、体中がカチカチになってしまうのである。


ツボ押しは指にたいして力がない上に、細かい仕事をしていて爪を長く伸ばしているので、指先を使いにくい。そこで、ツボ押しのツールをあれこれ試してみたのである。
今までの勘で、ダイソーで見つけたこのツボ押しはかなり効果的な気がする。ツボ押しを英語風に直すと「リフレッシュスティック」というらしい。
呼び名を変えるだけで、スポーツジムの感じがする。

先端が大きい方がソフトで、小さい方がハードであるのも使い分けができて良さそうである。

材質はすべてABS樹脂である。ABS樹脂はポリスチレンというプラスチック材料の耐衝撃性を改良するために開発されたもので、ポリスチレンにアクリロニトリル、ブタジエンという物質を化学的に結合することで作られた素材で、アクリロニトリルのA、ブタジエンのB、ポリスチレンのSをとって、ABS樹脂と命名されることとなった。具体的に言うと、アクリロニトリルの耐熱性、機械的強度、耐油性、ブタジエンの持つゴムの特性、耐衝撃性、ポリスチレンの光沢性、加工性、安定性を持つじゅしであり、見た目も光沢があり美しい外観を持っていることから、デザイン性が重要視される現代の工業製品には多く使用されている。

今まで使った中でも良かったので今でも用途別に使っているツボ押しはこの3点である。

これは昔からある木製のツボ押しであるが、初めのうちは、木製なので断面が木の繊維のため衣類の上から使うと布地がけば立ってくる。今では表面が磨滅してつるつるになっているので使い安くなっている。

これは本来ツボ押しではなく、アートフラワーの道具であるが、丸くてつるつるなので服の上からのマッサージやツボ押しに便利である。

カッサとは天然石や牛の角からできたプレートで肌を擦り、圧をかけて血液やリンパの流れを良くする中国の伝統的美容法である。血行を良くし老廃物の排出を促進することで、むくみを解消したり代謝を促進したりすることができる。そのための道具が上のカッサプレートである。このプレートも本来の使い方以外にツボ押しにも使える。ツボというのは骨に沿って点在していることが多いので、このカッサプレートを使うと少しぐらいツボの位置がずれていてもいいからである。その他にはツボからツボへと移動するときにも便利である。

このツボ押しを使ってまだ1週間ぐらいであるが、使い心地が良くてピタッとツボにはまるとビビット来るので優秀なツボ押しである。その上、持ちやすい。ひょっとするとこのツボ押しは現在あるツボ押しナンバーワンであるかもしれない。