「100均の圧縮タオルM」は防災用として役に立つのか試してみた。
100均の棚にあって気になるのが、「圧縮タオル」である。少しづつ増えてきた防災グッズは、「塵も積もれば山になる」の例えの様に、かなりの量になってきた。せめて何かコンパクトになるものと置き換えたいと思うようになってきた。そこで目に付くのが100均の圧縮タオルである。
L寸が欲しかったが、M寸しかなかった。26センチ×21㎝だからかなり小さい。
材質はレーヨンだから、天然素材でソフトである。
薄型の消しゴムぐらいのものが子袋に入っていて、1袋8個である。
どんなに小さくたたんでも人の力ではこの大きさにはならないから、かなりコンパクトである。
水に入れるとあっという間に膨らんでいく。
水の中に入れてふっていると直ぐに完全に広がった。
一回り小さなハンドタオルぐらいの大きさである。厚みはキッチンタオルの倍ぐらいでふっくらとしている。汚れはよく落ちるが、問題は水がないと復元できないということと、最初は濡れているということで、乾燥したタオルではないから、濡れたものを拭くのには適していない。濡れた手とか顔を洗った時にはちょっと不適である。しかし、水をこぼした時はかなりの吸水力があるから使える。繰り返し使えるキッチンペーパーと言った感じで、タオルの代用品にはなりにくい。しかし、防災袋の中に2~3個入れておいても邪魔にはならないと思う。
何しろコンパクトで軽いので、バッグの中に一つぐらい入れておいてもいいかとも思える奇妙な携帯タオルである。お茶やコーヒーをこぼした時はきっと役に立つことは確かである。これが防災かと言われたら、難しいところである。