こんにゃく売り場ではなく珍味売り場に並べられている「子持ちこんにゃく」。こんにゃくにしては値段が高い。普通のこんにゃくの3~4倍はする。しかし、よく見ると値上がりはしていないので、買うのなら今だと思い買って帰る。


子持ちシシャモとかは、シシャモの腹の中に卵が入っているが、こんにゃくが卵を身ごもるはずがない。原材料名を見てみると、こんにゃくに魚の卵を練りこんで味付けしてあるらしい。この魚の卵はししゃもの卵だということである。


包丁で切ると刃に卵が付いてくる。


5ミリぐらいの厚さに切って、わさび醤油で食べるとお刺身のようである。


見た目は生こんにゃくに似ているが薄味が付けられているのでこのまま食べても美味しい。


色々試してみたが、牡蠣醤油で食べるのが一番美味しかった。こんにゃくにししゃもの卵が均一に練りこまれていて。食べるとプチプチの食感がたまらない。

確かに子持ちこんにゃくは珍味である。お刺身だけでは物足りない時に一緒に添えると最適である。お刺身以外にも、アゲモノ・焼き物・天ぷら・たこ焼きなどにもよく合うということであるが、たこ焼きのタコも昨今高くなったので、代用品としてこの子持ちこんにゃくを使うというアイデアは、グッドアイデアである。