賞賞味期限とは農林水産省によると

『袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。』

とあるので、いつも賞味期限を確認して使うようにしている。しかし、上の写真をみると、賞味期限の表示が一見したぐらいでは見分けられない。スマホで拡大したので判ったぐらいで、肉眼では全く見えない。


この賞味期限表示をわざわざ見分けにくくしているのはタニタ食堂の減塩味噌である。作ったのはマルコメである。ブランド名の上に胡坐をかいたこの賞味期限の表示には腹が立った。

そこでこの機会に消費期限について調べてみた。


賞味期限とは製造された日から計算されていると思っていたがそうではなかった。
「解凍すること」「袋にラベルを貼ること」「パックに詰めること」も、法律ではすべて「最終加工」と見なされ、「製造日」になるので、その日を基準に、賞味期限が決められる。法律で決まっているから、法律違反ではないから構わないことになる。


半年前に作って冷凍したアジの干物の場合、スーパーで当日、解凍すれば、その日が「製造日」になり、その日を基準に賞味期限が決められる。何日も前に作ったお弁当も、店でラベルを貼れば、そのラベルを貼った日が「製造日」になる。クリスマスケーキも半年前に大量生産しておいて冷凍すれば、解凍された日が製造日になる。冷凍技術が進んだとはいえ、なんだか釈然としない。冷凍の場合、本来の製造日と解凍日も表示してほしい。


チーズでも細かくカットしたものは消費期限が短いのではないかと思うがこれも賞味期限のみである。


スーパーの「合法的偽装」には、売れ残ったトンカツを「カツ丼」に“リサイクル”したり、売れ残った刺身やハムを“再パック”して今日の日付で出し直す「使い回し」もあるらしいが、どのようにして見分ければよいのか。

阪急オアシスの場合、加工年月日時間と消費期限が印字されている。2月7日の午後4時ごろに買いに行ったら20%引きになっていた。

卵に関しても同じで、「卵をパックに詰めた日」から、賞味期限が計算されている。それ故特売日に山積みにされた卵の場合、鶏が特売日に合わせて大量の卵を産むわけもないので、おそらく数日間のストックを当日パックされた日を表示していると考えた方がよさそうである。


消費期限(期限を過ぎたら食べない方が良い)は、
『袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されている。』

上の角切りもも肉になった鶏はいつ分解されたのであろうかと、いつもなら考えないことが頭を駆け巡る。