近頃は、巻きずしを作らなくなってしまった。スーパーかお店で売っているのでついついズボラをしてテイクアウトで済ませている。その上、穀類は玄米かもち麦なので自宅には白米がないのもその一因である。


近所で売っているたまご巻が気に入って、時々買っているが、雨が降って買いに行けない日に限って食べたくて仕方なくなってしまった。仕方なく手作りすることにしたが、巻きずしを巻く竹の「巻きす」がない。糸が切れたので捨ててしまってそれきりになっていた。

何か代用品になるものはないかと考えたら、下の息子の昔の机を整理していたら、書道用の筆巻きだあったのを思い出した。
水洗いをしてきれいに拭いたが墨のついた部分はとれなかった。まあ、巻きずしを作るのには差し支えないのでそのまま使うことにした。筆巻きのすのこ自体が細かく、大きさも何だか一回り大きいような気がした。

白米はパックご飯を買っていたのでそれを使う。


作り初めて分かったが、太くて長い卵焼きを作るのには専用の卵焼き器が必要なのだ。フライパンでは無理。


その分人参やキュウリやハモちくわを加えてみた。こんなもの直ぐにパパッと作れると思ったが、かなり時間がかかってしまった。包丁も時々ふきんで濡らしてきれいにすることをすっかり忘れていたり、久しぶりなので手際が悪くて参ってしまった。


フライパンで焼いた卵焼きは真ん中が太くて両端は細い。仕方ない。


巻きずしの両端は、切りとって味見を兼ねて試食用とした。なかなか美味しいと自画自賛。

次までに玉子焼き器と巻きすを買っておこう。