昭和産業の「蒟蒻効果・マカロニタイプ」はカロリーは低いけれど美味しいのかな。
こんにゃくゼリーの様に、こんにゃくを混ぜることでカロリーを減らした食品がいろいろ出てくるが、今度は「蒟蒻マカロニ」である。
従来の昭和産業のマカロニと蒟蒻マカロニを比較すると約30パーセントほどカロリーは低くなっている。通常、マカロニはほとんどが製粉された小麦粉なので、食物繊維は少ないが、蒟蒻マカロニでは食物繊維が2.7倍になっている。
茹で方は普通のマカロニと同じである。
グルコマンナンは、こんにゃくに含まれる水溶性の食物繊維で、グルコースとマンノースがおよそ2:3の割合で結合したもので、水に触れると大きく膨張するため、摂取することによって胃の中で膨らみ、満腹感を与えるほか便通を改善する効果があるのでダイエット食品の原料などに利用されている。また、グルコマンナンにコレステロールや血糖値を下げる効果があることが明らかにされており、生活習慣病の予防効果が期待されている。
100g当たり311㎉であるからカロリー的には少ない方である。(普通のマカロニは100g当たり379㎉)
この蒟蒻マカロニは1袋120gであるから373㎉である。マカロニサラダにする場合一人分の乾燥マカロニは20グラムであるから、約60㎉となる。
袋から出してみると、見た目には普通のマカロニと何ら変わることはない。1袋で6人分のマカロニサラダができる計算になる。
茹でただけの蒟蒻マカロニを食べてみると、普通のマカロニ比べてモチモチ感が少なくさらっとした食感である。
マカロニサラダにしてみるとほとんどその差は分からない。差があるのは値段で、1袋200円から500円位で、安いものと高いものとの落差は約2.5倍ほども違いがある。