足の深爪で炎症・化膿には、ゲンタシン軟膏が劇的に効いた。
1か月経っても治らない足の親指の炎症。毎日きれいに洗ってアルコールで消毒してオロナインを塗っていたが、だんだん痛くなって靴も履けなくなってしまった。NETで診てくれそうな外科を探してびっこをひきながらなんとか病院にたどり着いた。
傷口が炎症して化膿しているというので、処方してくれた薬が「ゲンタシン軟膏」。抗生物質入りの軟膏だということである。
この軟膏よく効いて2日目から普通に歩けるようになったからすごい。
一体どんな薬かとNETで検索してみた。
「この薬(ゲンタマイシン)は、昔から使われている表在性皮膚感染症の治療薬である。主成分はアミノグリコシド系の抗生物質で、細菌を死滅させる殺菌性抗生物質である。
皮膚からの吸収が悪く、外用した後は皮膚表面にとどまるため、皮膚表在性の細菌に対して殺菌効果を発揮する。薬の成分が体内に入ることで生じる副作用を考慮しなくてよいため、高濃度で使用することができる。
只、気を付けなければならないことは、抗生物質を必要以上に長期間投与した時や、治療が中途半端になった時に、耐性菌ができやすくなり、薬剤への耐性は別の細菌に伝達されて連鎖していき、さらに人と人との接触を介して世間に広がっていっていくので、この連鎖を初期の段階で広めないように心がけなければならないということである。
又、アミノグリコシド系の抗生物質の副作用である、腎障害や難聴を引き起こす可能性があるため、長い期間使用したり、広範囲に渡って使用しないようにすること。」
そもそも事の起こりは、親指の爪を切っていて深爪してしまったので、それ以上切るのも痛そうなので手で引っ張ったら何と爪の際までなくなってしまった。これは大変と思ってアルコール消毒をしてオロナイン軟膏を付けておいた。まあ、すぐ直るだろうと気楽に考えていたが日を追うごとに痛くなってきて、触れることも出来なくなってしまった。遂に靴も履けなくなってサンダルを履いて医者に行ったという次第である。
医者の言うのには、「このゲンタシン軟膏薬を塗る前に患部を石けんと水で洗い、清潔なタオルなどで水気を十分拭き取り乾燥させ、1日に1~数回、患部にゲンタシン軟膏をガーゼにのばし、患部に緩く張り付けると良い。」という事である。
半信半疑で言われた通りこのゲンタシン軟膏を塗っていたら、驚くことに丸二日目には靴を履いて歩けるようになった。薬が効く実感というものは、神の領域の奇跡に近い。痛みが引いたので、やっと気分がよくなって何をしていても気持ちが軽い。
このゲンタシン軟膏は、医者の処方箋がなくては買えないが、よく似た市販薬がある。
薬箱に一つぐらい入れておいても良さそうである。
・ゼリア新薬 「ドルマイシン 6g」
・ゼリア新薬 「ドルマイコーチ軟膏 6g」
・ジョンソン・エンド・ジョンソン 「テラマイシンポリ軟膏 6g」
・ジョンソン・エンド・ジョンソン 「テラ・コートリル軟膏 6g」
・第一三共ヘルスケア 「クロマイ軟膏 12g」