おいしいハーブティ「エキナセアベア」を試飲してみたらおいしかった。
「エキナセアベア」という言葉を初めて聞いた。調べてみると、これは商品名でハーブとしてはエキナセアというキク科の植物で別名ムラサキバレンギクともいう。
エキナセアは免疫賦活作用や抗菌、抗ウイルス作用、創傷治癒作用を有する薬用植物である。それ故、かぜやインフルエンザなどの上気道感染症や膀胱炎・尿道炎などの泌尿器系の感染症、それにヘルペスやカンジダ症、治りにくい傷の治療などに適用される。
このエキナセアを主体として、その他にフルーツやフレーバーを加えて薫り高く美味しくしたのがこのハーブティーである。
エキナセアの外に、アップル、ローズヒップ、ブラックベリーリーフ、シナモン、ハイビスカス、ジンジャー、オレンジピール、クローブ、チコリールートを加え、そのほかに香料やクエン酸をプラスしている。
ホットでもアイスでもいいが抽出時間は長めにとるのがコツのようである。
袋を開けてみるとハーブの香りがわっと押し寄せてくる。このままお香袋に出来そうである。エキゾティックな香りである。日本のお茶とは程遠い香りである。
一体中に何が入っているのかと思って1袋開いてみた。どれが何かはよく分からないけれど、色んなハーブが入っているの
だけはわかる。
拡大してみても、更に良く分からなくなるばかり。庭先の細かいゴミのようにも見える。あの白い石ころの様なものは何だろう。クエン酸かな。
熱湯をかけて5分以上経つと濃いオレンジ色のハーブティーが出来あがった。
飲んでみると少し甘酸っぱい味がするが、味より香りが圧倒的にいい。ストレスもこの香りに吹っ飛んでいきそうである。色んなハーブティを飲んできたが、香りの強さにおいてはこれが一番ではないかと思う。
中東では、お米に薔薇ウオーターを加えて炊くようであるが、薔薇水の代わりにこのハーブティーを入れもいいのではないかと思う。ただこれは日本人の好みには合いそうにない。