トイレ・床・万能クリーナーの成分の違いを調べてみた。
色んなクリーナーシートが売られている。ちょっと前までは、洗剤を布に漬けて掃除していたものである。便利だというので使い捨てのクリーナーシートを使っていたが、色んな種類のシートが出るようになって一体何が違っているのかとふと考えるようになり、成分を調べてみてちょっとした驚きでもあった。
この流せるトイレクリーナーをいつのころからか使い続けている。特にコロナがまん延してからはよく使うようになった。
成分を見たら、水、アルコール、洗剤、香料だけである。これなら、ティッシュペーパーでも簡単に作れるではないか。
スプレーボトルに液を作って入れておいてもいい。
近頃は雑巾がけの代わりにこのシートを使うようになった。特に水の冷たい冬は重宝である。
成分を見ると、水、アルコール、洗剤、防腐剤、香料で、ほとんどトイレクリーナーと変わりがない。
一般人には分かりにくいように言い換えている。水は精製水、アルコールはエタノール、洗剤は界面活性剤、塩素系の殺菌剤は防腐剤と書けば、いかにも専門家による特殊な配合の様に見えるのである。アメリカでは商品の成分の比率が表示されているが日本でもそうしてほしい。
問題はこの万能クリーナーなるものである。これも何にも考えずに「どこでもお掃除」と書かれているので便利だと思って一度に大量買いしてしまった。よく見たら、主にキッチン回りなどの油汚れ等のシートであった。
オレンジオイルというのは油で油汚れを落とすものである。
セスキ炭酸ソーダーというのは、さらさらとした結晶状の水に溶けやすい無機化合物である。油汚れなどを落とす高い洗浄力があり家庭用洗剤や入浴剤などに配合されていることも多く、有機物入りの市販の洗剤に比べ弱アルカリ性で、環境や人体に優しいことから、近年注目を集めているエコ洗剤である。これだけでも売っているので、水に溶かして使えばよいという事になる。
見慣れない成分として「D-リモネン」というのがあるが、これはオレンジオイルの主成分である。
リモネンというのは、 柑橘類に含まれる代表的なオイルで常温常圧では無色透明の液体 である。発泡スチロール 天然ゴム溶解 シール剥がしなどに使われ、これも単品で売られている。
それぞれの成分が何パーセント入っているのか表示してくれたら自分で作ることができるが、大体の割合でも作ることができる。
ティッシュペーパーと水とアルコールとセスキ炭酸ソーダでクリーナーシートを作ってみようかと思う。