毎日リンゴを食べるのがここ10年程の習慣になっている。しかし5月ごろになるとリンゴの値段は上がるし、中がだめになっているはで、夏の間中、少しでもましなリンゴを求めて右往左往する。ところが今年は事情が違ってそんな心配はなくなってしまった。


値段は2個で600円を超えるが、品質は完璧だという林檎が見つかった。1個づつ光センサーで品質検査をしていて、もし中がだめになっていたら交換してくれるリンゴを息子が見つけたのである。家からは線路向こうで少し遠いが、毎週息子が買ってきてくれる。


ファーマインドという青果の総合流通企業が責任を持って販売している。


夏場も美味しい富士リンゴを販売している。糖度、酸度、内部変色などの選果基準をクリアしている。


外側も新鮮なリンゴである。毎日リンゴを見ていると、外側を見ただけで何となく中の変色具合が予想できる。


中を割ってもやや青っぽい位新鮮である。香りもいい。満点合格である。


半分を毎日一口大に切って、残り半分はあくる日にとっておく。夏場の唯一の贅沢である。


その一口大のリンゴに無糖ヨーグルトをかけて食べると、一日が始まる。

その林檎がまずかったら一日が台無しである。今年は、安心の夏である。たったこれだけのことであるが、リンゴ好きの私にとって重大なことなのである。これで値段がもう少し安ければ文句のつけようがないのだけれど、きっとこの品質を保持することは大変なのだと諦めている。夏場のリンゴの不安がなくなっただけでも有難いことである。
後は青森に台風が上陸して林檎の木に被害をもたらさないことだけである。