お店の前に飾られていた大きなフクロウ。福が来るという縁起担ぎでフクロウの置物は好まれる。

何度もこの前を通っているのによく見たことがなかった。お店が閉店になった時、このフクロウをやっとよく見てみたらなんと手作りである様な。

体の部分は棕櫚で出来ている。黒い眼はシートを止める大きなピンである。目の白い部分は何だかよく分からないプラスティックを切って作ってある。経年変化で表面が劣化しているが、これもいい味になっている。

くちばしの形は針金で作って、その周りを植物の茎らしきものでぐるぐる巻きにして作ってある。

お腹の部分の白い羽根は、目と同じ素材を四角く切って貼り合わせている。

このフクロウがとまっている酢の様なものも針金と棕櫚で出来ている。このフクロウは、飾られている間に、いかほどの福を運んだのだろうか。