「温暖化」ではなく「灼熱化」ではないのか。
温暖化なんて言葉は生ぬるいんではないかと思うほど世界のあちこちでは猛烈な熱波が襲っている。
地中海に近い欧州南部で、熱波が続いている。ギリシャでは14日、最高気温が40度以上に達し、遺跡「パルテノン神殿」がある観光名所アクロポリスが一時閉鎖された。
魚だって水面近くを泳いでいると熱中症になるかもしれない。何しろ魚達は変温動物なのだから。
魚達は熱中症になっても救急車は来ない。ひたすら陸から離れて深い海の中に潜るしかない。
魚さんの中にはあまりの暑さに焦げついたものもいるかもしれない。焼き魚寸前でひょろひょろ泳いでいるのを想像してしまう。
「アメリカ・デスバレーで最高気温54℃」という恐ろしい気温に寒気がする。
夏になれば温暖化という言葉を「灼熱化」という言葉に置き換えなければ実感が伴わない。
地球温暖化は、自然災害ではない。人災なのである。
我が家では、遅まきながら太陽光発電機をつけたので、ことしはエアコンをつける心苦しさは少しましになった。