イオンスーパー前の「日本ラーメン科学研究所」のらーめん自販機
近頃目に付くのは、イオンスーパーの玄関横に置かれた真っ赤な自販機である。ラーメンの自販機である。スーパーで買えばもう少し安いのではないかと思いつつ好奇心から近寄ってよく見てみる。
「日本ラーメン科学研究所」というのは、一体何かとスマホを引っ張り出して調べてみた。
『「日本ラーメン科学研究所」は、お店の味を手軽におうちで食べていただきたいという想いから、ラーメンの無人販売を行っています。かねてよりお客さまからいただいていた「食べたいのに近くに店舗がない」というお声から、店舗数拡大をスピード感を持って進めるべく無人販売形式に加え、自動販売機での展開を進めております。さらに、イオンディライト株式会社と連携することで、多くの方にとって身近な全国各所のイオングループ店舗へ、自動販売機を通じて「日本ラーメン科学研究所」のラーメンをお届けします。』
ラーメンの無人販売という事で自動販売機を使っているという主張で、かつ、イオンと提携して自販機を置いているらしい。こんなにいい場所に置くからにはさぞかし場所代は高いのだだろう。
日本ラーメン科学研究所のサイトによると、
日本ラーメン科学研究所
『袋麺や冷凍即席麺など、家で食べるラーメンの最大の弱点。それは、スープの熱さが足りないことでした。これまでのラーメンは、麺とスープを別々につくる調理法なので、あらかじめお湯でゆでた麺がスープを冷ましていたのです。当製品は、麺そのものを「スープでゆでる」調理法を採用。室温25°Cの想定で、15分間は70°Cの温度が保てる設計※なので、食べ終わるまでずっと熱々のまま。ラーメンとは本来、「熱ければ熱いほどおいしく感じる」食べものなのです。』
ということで、麺をスープでゆでることによって温度を高温のままで保てるから美味しいという事である。
なるほど、スープでゆでればよいのかと納得して我が家でも試してみることにしよう。そうすれば安くておいしいラーメンが食べられるということである。
黄金比という言葉があちこちに書かれているが一体どういう意味か。黄金比というからには数値で表されねばならないがそのような数値は全く書かれていない。言葉遊びなのか。ラーメンの専門家が寄ってダシやかやくの比率を決めたが、それは秘密という事で、一応納得。
このドッピングセットは別個に買う必要があるという事らしい。ということは、自販機の写真のようになるには1人前666円である。かなりの割高になってしまう。
この日本ラーメン科学研所に一体何を問い合わせるのだろうか。今のところ聞くことは何もない。
自販機の設置台数を見ると、約650万台のアメリカに次いで日本は約494万台と世界第2位、人口比率では世界一の日本。人手不足から、今後ますます自販機が増えそう。