2年前に貰った猫のお菓子をいやしくも食べてみる。
台風7号が近畿地方を直撃するというので、非常用グッズや非常食を点検していたら、何と2年前の誕生日に頂いたお菓子が出てきた。
猫大好きな私は、大食いの息子にとられないようにちょっと隠したつもりが、そのまま忘れてしまって思い出した時はその隠し場所を思い出せなかった。
リスが隠した食べ物の隠し場所を忘れて雪解けとともにあちこちから現れるという事である。
私は生前リスだったのかもしれない。
3種類のお菓子が入っている。
中身は、クッキー1個、チョコレート3個、マシュマロ5個である。
中身もさることながら、お菓子を入れてあるバッグのケースが楽しい。
猫の模様の物がチョコレートである。恐る恐る食べてみたが普通であった。チョコの周りを砂糖で厚くコーティングしてあるからチョコの油分が酸化せず劣化を免れたようである。
猫の足跡が付いたマシュマロの方は、水分がかなり飛んで堅いマシュマロになっていたが味の方は変化はなかった。
自慢にはならないが、堅いマシュマロなんて初めて食べた。
1個しかない猫のクッキーは、やや味の方が劣化していた。
上のお皿に乗っているもの以外は勿論息子が平らげた。複雑な気持ち。
これを下さった人がこのブログを見ておられたら、一体この親子は食べ物にどれほど卑しいのかとあきれてしまわれることであろう。恥ずかしい限りではあるが、見つけた時は本当にうれしかったのである。私のこの気持ちを一番理解してくれるのはリスたちであろうか。