キュウリの表面についている黄色い汚れは何なのか。
キュウリのパリパリした食感が好きで料理にはよく使う。しかし、冷蔵庫の野菜室に入れておいただけではすぐに痛む。何とか長持ちさせることはできないものかと工夫したのである。
色々試した結果、キュウリをアルコール消毒して乾燥させて、鮮度を長持ちさせる袋に入れて密封して冷蔵庫の野菜室に入れておくと2週間はもつ。ほとんどの根菜類はこの様にして保存するようにしている。面倒ではあるが、野菜は結構値段が高いので手間暇をかけるだけの値打ちはあるし、フードロスをなくすこともできる。
業務スーパーの除菌アルコールをキッチンペーパーに付けて野菜の表面を拭くのである。
キッチンペーパー一枚を4つ折りにすると4個の根菜の表面を拭くことができる。
3本158円のキュウリの表面をいつものように拭いてみる。これらのキュウリは熟してもいないし古くもなっていない。見た目は皮にハリがあって新鮮なように見える。表面にとげはないが、気を付けてよく見るとぶつぶつはある。
1本目。いつものことながら表面に黄色い汚れが付いている。
2本目。この黄色いものは一体なんだろうか。農薬か。
3本目。今回は3本とも同じような汚れであるが、もっとばらつきがある時もある。
ネットでキュウリの洗い方は流水でさっと表面を洗えばよいと書かれてあるが、それではこの汚れは落ちなかった。もし農薬だとすれば、よく洗わねばならないし、キュウリ自体の分泌液ならそれほど気にする必要もないと思うのだが気になって仕方ない。アルコール液で拭くまでこんなものがついているとは全く分からなかった。人参やレンコンやピーマンや大根にはこんな黄色い汚れはない。
その後からも調べていて、これかもと思ったのは次のようなことである
『きゅうりの黄色の粒はきゅうりから出るヤニで、食べてもかまわない。
ここ黄色いヤニの原因は小さな傷である。アブラムシなどの害虫が傷をつける。』と出るということである。
どうも微小な傷口からの液体かもしれない。キュウリは自衛のための液体を出しているらしいということで一安心。