7回目のコロナワクチン接種券が市から届いた。
7回目のコロナワクチンが届いた。このワクチンは現在流行のコロナに効くのかなと思って調べてみた。
『第9波に入ったといわれる新型コロナ、現在主流のオミクロン株「XBB」は、オミクロンBJ.1とBM.1.1.1の組換え体で、今まで獲得した免疫をすり抜ける性質があるといわれている。過去に感染した免疫や、ワクチン接種によって得られた免疫を回避する可能性があると言われている。
現在流行のオミクロン株「XBB」は、従来のオミクロン株の免疫をすり抜ける性質が強くなっているようで、過去に感染した免疫や、ワクチン接種によって得られた免疫を回避する可能性があると言われている。
「XBB」にとり替わろうとして急増しているのが通称「エリス」という変異株EG5.1。通称はギリシャ神話に由来していて、「不和と争いの女神」の名前からきている。このエリスはオミクロン株の派生型で、増加傾向にあり、国立感染症研究所によると、今多いのが同じオミクロン株の派生型で、2023年前半に流行したXBB1.16と、このエリスである。エリスは2割ほどだが、増加傾向にあり、症状はのどの痛み、発熱、せきなどで、重症化する例は少ないが、感染力は今までと「同じ」か「やや強い」。
オミクロン型から派生した「エリス」即ち「EG.5」の感染が日本や米国など各国で拡大している。国内では1週間当たりの新規入院患者数が半年ぶりに1万人を超えた。米欧で変異が30カ所以上の新たな派生型も見つかり、専門家は動向を注視している。
EG.5はオミクロンの派生型「XBB」の1種に変異が加わったもので、世界保健機関(WHO)は8月9日、EG.5を「注目すべき変異型」とした。
EG.5は、もともとXBB系統の一亜型なので、基本的な性質はXBB株と似通ったものになると思われる。その意味で、最近出来たXBB.1.5に対するワクチン(モデルナ、ノババックス、ファイザー各社)は、EG.5の祖先であるXBB.1.9.2がXBB.1.5に似ていることから、現時点で、これらのワクチンはEG.5に有効であることが予想される。また、すでに使われている抗ウイルス薬のnirmatrelvir/ritonavir*3もEG.5の治療に効果的であろうとCDCのディレクターであるMandy Cohen氏は言う。
「一度感染したり、ワクチン接種を受けたりすると、ほぼ一生にわたって免疫が続く『はしか』や『おたふく風邪』などと異なり、新型コロナに対する集団免疫は期待できない。ひと言で免疫力と言っても、ウイルスの感染そのものを防ぐ効果と、感染後の重症化を予防する効果がある。それぞれ持続期間に違いはあるが、重症化予防効果が少なくとも1年程度長持ちするのに対して、感染防御効果は、最も強力かつ持続期間が長いといわれる『ワクチン+実際の感染』の”ハイブリッド免疫”でも、4~5ヵ月程度で効果が大きく下がるという報告もある。」
コロナ感染から44週間後までの脳卒中、心不全、狭心症といった脳や心臓の血管の障害の発症リスクについて調べたイギリスの調査によると、感染から約1ヵ月間は心不全のリスクが最大で約10倍、脳卒中に至っては30倍も発症リスクが高まっていて、その後も長期間にわたって、通常より発症リスクが高くなるという結果が出ている。
コロナがインフルエンザよりもはるかに厄介な点として忘れてはならないのは、感染者の約1割が経験している”コロナ後遺症”の深刻な影響だ。
「別名”ロング・コービッド”とも呼ばれるコロナ後遺症には多様な症状があり、味やにおいがわからなくなる味覚・嗅覚障害が有名であるが、中には、感染後、約1年たっても強烈な倦怠(けんたい)感で立っていられず寝たきりになるケースも。
現行の2価ワクチンでもオミクロンXBB系に対する感染防御効果があまり期待できない。そのため、ワクチンの追加接種をしても、重症化予防の効果はあるが、第9波の感染拡大を抑え込む効果は限定的である。』
こうして見てくると、コロナワクチンはした方が良いという結論に達する。予防効果は少ないが重症化を防ぐ事が出来るのである。一回目・2回目に副作用のなかった人は、その後の副作用を心配する必要がないということである。
注射嫌いの人ほど、何やかやと理由をつけてワクチンの接種を拒否するという。
今回のワクチン接種券は、6前回のワクチンから5か月経った人から順番ではなく、高齢者と持病のある人や医療関係者などへ一斉に送られた様である。
来年からは一般の人は有料になるということである。経済的に余裕のある人たちだけがワクチンを打つことができるというのも納得がいかない。有料になるまでにコロナの万能ワクチンができたらいいのにと思わずにはいられない。