綿を千切った様な雲がモックモク。
定期検査のために車の助手席に乗ったが、青空なのにあたりが暗っぽい。
雲が太陽を覆っているのだ。
走り初めのころは大蛇のように大きなどっしりした雲がのっそり動いていた。
やがて青空の部分が多くなって少し明るくなってくる。
万博公園あたりに行くと、雲が薄くなってかなり明るい。
綿を千切っったように青空に捨てられていく雲。
雲が生き物のように形を変えていく。
大きな雲の下では、ビルディング街も小さく見える。なんだか雲の子が大阪の街を見ているようだ。あの子の大きさはどれぐらいなんだろうか。
太陽が怪獣の雲から出てきた。
ちょうど画像の真ん中あたりに小さな小さな飛行機が飛んでいる。蚊のような感じ。
中の島のオフィス街に入ってくる。分厚い雲が立ち込めて、あたりは太陽が顔を出しているにもかかわらず暗い。
陸橋と高速道路が作る空のトリミングが面白い。
もうすぐ病院に着く。空の真上には青空が広がって明るくなった。
雲ばかりを見ていると、飛行機に乗って雲海を飛んでみたくなった。