息子から貰った「バリカタ職人」チョコせんべい。この類の物は以前からあったので特に取り立てて言うほどの物ではないと思っていたが、そうではなかった。


外袋の上部をハサミで切ってしまって、一つ食べてみてから、これはブログに書いておかなくてはと慌てたのである。

名前の「バリカタ」というのが、このチョコせんべいの特徴の一つで、かなり硬くて噛み応えがある。柿の種にチョコで包んだものを比較の基準にしていたが、これがそもそもの間違いの種であった。「バリカタ」は比較にならないぐらい硬い。「バリッ」と噛んだ瞬間に「カタッ」という食感である。


もう一つ際立った特徴は、上の原材料名にある様に、どうもチョコの中に醤油パウダーを入れてあるような独特の味である。


外側の袋を開けてみると中には真っ赤な子袋が5つ入っている。このインパクトも大きい。


子袋の中にはチョコせんべいが7個入っている。チョコがやたらピッカピッカである。


7個で77キロカロリーだから、1個11キロカロリーということになる。カロリーに消費税が付いているような感じ。


食べてみると本当に硬い。堅いものに目がない私は、それだけでも気に入ったが、チョコの味が実に日本的というか、和風チョコの味である。醤油味とよく調和している。きっと、チョコ自体に醤油味を上手い割合に混ぜ込んであるようだ。その調和が実に絶妙で、言葉ではうまく表せないが、みたらし団子のタレの味わいがチョコからふわっと漂ってくるのである。

この醤油味チョコを欧米の人達が食べたら一体何というのか興味がある。この「バリカタ職人」はぜひ欧米に輸出してみてほしい。

日本人はこの様に海外から入ってきたものを上手く日本流に改良するのが上手である。この技こそ日本の「職人」技である。