「ハロウィン飾り6個セット」の中の「ねじ巻少女」は不可解なので調べてみた。
もうすぐハロウィンなので、今年も何かいいものはないかとNETで検索していて見つけたのがこの「ハロウィン飾り6個セット」である。価格は2270円で大きさの割にはやや高いかとも思ったが、1個で買うと500円もするので思い切ってセットで買った。
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段ボール箱にこの6個の小さな段ボール箱が入っていたが、文字を見て、1つを除いてほぼ見当はついた。
右端の女の子以外はハロウィンでおなじみのキャラクターである。
このミイラの飾り物が一番気に入っている。
このろうそく飾りもデザインが良い。
柿色ではなく白いかぼちゃが欲しかった。
幽霊というかお化けの飾り物で、オーソドックス。
十字架模様のついた棺。ハロウィンはキリスト教とは関係なかったはずなのにといつも首をかしげてしまう。
問題はこの女の子の飾りである。画像検索から下の文字を検索するが、「時計仕掛けの女の子」とばかり出てくる。やっと調べ上げたのが「ねじまき少女」という小説の主人公の少女型アンドロイドのエミコだと判明。
この少女型アンドロイドはフランケンシュタインに相当するらしいキャラクターだということで、ハロウィンの仲間入りをしたようである。
小説「ねじまき少女」のあらすじは、Wikipediaによると「石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。」ということで、この小説は、長編小説部門でネビュラス賞とヒューゴー賞を2010年に受賞している。更に、2012年には、第51回日本SF大会で星雲賞の海外長編部門を受賞、ドイツ語版の クルト・ラスヴィッツ賞を受賞、フランス語版の 「ブロガー向けプラネットSF賞」を受賞した。
「ねじまき少女」(英語:The Windup Girl)は、アメリカの作家パオロ・バチガルピによるサイエンス・フィクションの長編小説で、未来のタイを舞台にして、地球温暖化やバイオテクノロジーなどのさまざまな同時代の問題を扱っている。
最近、あまりSFを読まなくなったから全く知らなかったなあ。ハロウィンのお陰で、一つ物知りになった。