北条線「長(おさ)」駅には、ボランティア駅長が営む駅ナカ婚活相談所がある。
私の旧姓が「長」と書いて「長」と読む。何ということなく「長(おさ)」で検索していたら、「長(おさ)駅」という珍しいローカル線の駅を見つけた。北条鉄道は、兵庫県の播磨平野を走っている路線で、JR加古川線の栗生(あお)駅から北条町駅を結ぶ13.6㎞の小鉄道であり、大正時代に開通した。
【長(おさ)駅 (北条鉄道)】
■ホーム:1面1線
■所在地:兵庫県加西市西長町
■駅開業:1915年(大正4年)3月3日
■アクセス:加古川駅からJR加古川線で粟生駅で北条鉄道に乗り換え、約50分
『長(おさ)駅の名前の由来は、この地で採れて石材として使われ続ける長石(おさいし)に由来するという。列車の背後の山々には、石切場の白い崖が屏風のようにそそり立つ。長石(おさいし)というのは、淡い緑灰色の軟らかい岩石で濃緑色や白色の軽石が多くふくむ淡い緑灰色の軟らかい岩石である。
溶結軽石凝灰岩(長石おさいし)というのは、淡い緑灰色の軟らかい岩石です。濃緑色や白色の軽石が多くふくむ溶結軽石凝灰岩である。
長石(おさいし)と呼ばれるこの軽石凝灰岩は、兵庫を代表する石材のひとつで、古代から石棺や石仏などに利用され、現在も播磨の各地で石垣の石として見ることができる。
笠松山の北東山麓は、古くからの石切場で、山体が大きく削り取られている。現在も採石が続いていて、採石場付近は関係者以外は立入禁止となっている。
有馬層群鴨川層に属するこの岩石は、今から約8000万年前(白亜紀後期)の火砕流によってできた凝灰岩である。軟らかくて加工しやすく、また節理などの割れ目がほとんどないために、古くから「長石(おさいし)」として採石されてきた。「長石」は、この地に古墳時代からの石造文化を育み、また現在でも石垣用の間知石として広く利用されているのである。
長石は、弱溶結の流紋岩質軽石凝灰岩である。
青灰色の基質に、数mmから2、3cmの岩片を多く含んでいる。岩片で多いのが、緑色に変質した軽石である。この軽石は、レンズ状に細長く伸びて溶結構造を表しているものが多い。その他、同質と思われる淡褐色の流紋岩、緑色の火山礫、また異質岩片としては、黒色頁岩、灰色のシルト岩などを少量含んでいる。
含まれている結晶片は、白く変質した長石、透明粒状の石英、黒雲母と思われる黒色の鉱物である。
基質の部分は、かなり粗粒でガサガサした感じがする。』
という事で終わりだったが、もう少し調べていたら、何と、この長駅には婚活相談所があるという事でびっくりした。
長(おさ)駅には、NPO法人「婚サポ」で活動している長駅のボランティア駅長が営む婚活相談所!がある。
有形文化財の駅舎を利用したアンティークな雰囲気漂う相談所となっており、毎週日曜日10:00~17:00に駅ナカ婚活相談が開かれているという事である。
この婚活相談はご予約が必要で、婚サポホームページhttp://konsapo.jp/より予約することができるようである。
お問い合わせは、【 NPO法人婚サポ 090-1964-0923 田中まで】となっている。
何としてもこの長駅に行ってみたいと思う。毎日、独身の息子に長駅に行こう行こうと誘っている。
心配なのは、婚活相談はココの町の人だけなのかしら。あの手この手で駅長さんと親しくなろう。