年末だし、新年のためにトイレマットを新調することにしたが、近くの店では気に入った色がなかなか見つからない。
仕方がないのでNET通販で買うことにした。しかし、PCによって色はかなり違って見えるので心配だったから、スマホも含めて色んな画面で見てみた。


色がローズなのにこだわるのは、2階のトイレは全体をピンク系統にしているからである。(因みに、1階のトイレはシルバー系統である。)

生理的に気持ちが和らぐというのでピンクに統一したのであるが、手洗いや便器の気に入るピンクを探すのに時間がかかったことを思い出す。ピンクといってもコーラルピンク、サーモンピンク、ペールピンク、ブルーピンク、ローズピンクなど色んなピンクがあるが、陶器類はパステルピンクであるが、トイレマットは汚れやすいので少し濃いめにしたローズ色が欲しかった。この色を探し回ってやっと見つけるのに、半日もかかった。

毎日、目に入る場所に周りから浮き上がった色を見るというのは耐えきれない。台所の洗剤の色まで調和していないとストレスになる。息子達から病気だと言われているが、こちらから見れば、彼らはセンスのなさの代表選手のような人類である。


わざわざ「Subtractive Color Mixing(減法混色)」とかかれていて、3原色の混色マークが付けられている。

2つ以上の異なる色を混ぜ合わせることによって別の色を作ることを「混色」といい、混色は、混ぜれば混ぜるほど明るくなる「加法混色」と、混ぜれば混ぜるほど暗くなる「減法混色」の2つに大きく分けられる。

このマットの減法混色とは、イエロー(Y)・シアン(C)・マゼンタ(M)を組み合わせて色を表現する方法である。
減法混色は、加法混色とは反対に色を重ねるごとに暗くなり、すべてを混ぜると黒(正式には黒に近い色)になる。
このイエロー(Y)・シアン(C)・マゼンタ(M)を「色料の三原色」と呼ばれ、印刷や染色に用いられる。

ここまでもっともらしく書かれているならば、せめてカラーコードで表示してほしかった。


送られてきたマットの色は、私がイメージしたものであったのでほっとした。
マットにはAgのマークが付いている。


銀イオンの力で、抗菌、防臭、消臭の効果があるらしい。調べてみると、

「銀イオンにおける、殺菌や抗菌の効果は、酸素と結びつく作用により、ウイルスや微生物細胞の中に取り込まれて抗菌性を発揮する。
細胞内に入った銀イオンは、タンパク質等に結合する性質を持ち、タンパク質の機能障害を引き起こし、活性酸素が発生するようになり、微生物細胞は死滅へと導かれていく。」ということである。


ただNET通販には洗濯OKと書かれていたのであるが、実物についているラベルの「お洗濯についてのご注意」をよく読むと、乾燥機はダメ、ドラム式洗濯機もダメである。という事は手洗いで手で絞り干さなければならないのである。ガーン。大変。お風呂場でごしごしである。こんなことNET通販の商品についての説明には書かれていなかった。

やはり実物を見て、説明書きもよく見て買わなければならないのか。また、頭が痛くなってきた。