鯉は滝を遡り龍と化し、能登を守る竜神となれ

西洋の竜は、人間に敵対する悪魔にゃ怪獣の化身であるが、東洋の竜は人間世界を救う神格化された存在である。中国では皇帝を象徴する霊獣であり、日本では水を統べる心中であり、竜神と呼ばれる。
竜が何から進化したのか諸説あるが、日本の場合、大蛇と鯉である。
しかし、大蛇の系統は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に見るように日本神話に登場する蛇(ドラゴン)の怪物である。
では、竜神の系統は何から進化したと考えるのが、正当かというと、それは鯉である。


銀色に光る大きな鯉を見ていると、これは高い滝を体をくねらしながら遡って龍になり、天まで上って龍神になるのだと言われても違和感はない。


ヒレが手となり足となるのである。それに鯉には髭もある。背びれもある。


竜神は水の神である。それ故、竜は水辺や水中に棲息する。


そんな思い入れで描いた竜をホログラムの箔で作った。ライトの加減や角度の違いによって竜は色んな色に輝く。


箔を使った絵を撮影するのは至難の業である。

重ね撮りをして後で合成するしか方法がないがこれが難しい。

あの手この手で七色の光を再現する。

こうして出来上がった龍は、竜神となって七色に鱗を翻しながら日本海を渡っていく。