下村工業の「スピードツマピーラー」を使ってみて千切りが余りに綺麗に切れるので感激。

私のとりえは手先が器用なことである。金箔なんかもきれいに切ることができるぐらいなので、人参や大根なんか朝飯前である。ところが抗がん剤を8クールも打って以来、手足のしびれが治らなくなって野菜の千切りが思うようには切れなくなった。それでも、息子たちはきれいに切れていると言ってくれるが、自分では納得がいかない。

そこでまず100均のツマピーラーを買ってみたところこれはヒドイ代物で、それ以来ツマピーラーなんか見抜きもしなかった。ところがキッチンバサミを何十年ぶりかで買ってみたところ、その切れ味に感激して、ちょっとましなものを買えばそれなりの切れ味はあるのだと思って、ツマピーラーも買うことにした。


メイドインジャパンの下村工業のツマピーラーを買った。

ステンレスは、鉄にクロムを一定量以上加えると、表面にものすごく薄い膜、不導態被膜ができ鉄の錆びを防ぎ、細かい傷ができても酸素に触れると直ぐに修復される。ニッケルの量が増えるほど錆に強くなり、さらにニッケルが加わるともっと錆に対する強度は増す。

18-8ステンレスは、クロムが18%、ニッケルが8%入ったステンレスという意味で、18-8ステンレススチールは「じゅうはち はち ステンレススチール」と読み、JIS規格ではSUS304(サス さんまるよん)と呼ばれている。

ステンレスの中でも、鉄(Fe)に炭素(C)と一定量以上のクロム(Cr)を加えた金属のことをステンレス刃物鋼と呼ばれる。ステンレス鋼は、鉄にクロム含有量を10.5%以上、炭素含有率を1.2%以下とし耐食性を向上させた合金鋼を ステンレス鋼といい、主としてその組織によって[マルテンサイト系] [フェライト系] [オーステナイト系]に分類される。ステンレス鋼は耐食性以外にも強度・加工性・耐熱性などの優れた特性を備え、意匠性にも優れ、メンテナンスが容易であることも大きな特徴である。


箱から出してみると小ぶりながら、ステンレス特有の重みがある。


千切りの刃の部分は幅が1.5ミリ間隔に並んでいる。


人参を切ってみるとすっかすっかと気持ちよく切れる。

ただ野菜の種類によって繊維の方向が切り易かったり繊維に対して直角の方向が良かったりするので、初めは少し試し切りに色んなものを切ってみることである。


1.5ミリ幅というのは結構大きいように思われたが、幅が揃っているので見た目にはいい。


このような千切りがあっという間に出来上がる。少し多めに切っておいて酢漬けにしておくと便利である。

このツマピーラーを買って以来、毎日のように使っている。こんなに幅が揃った奇麗な千切りができるのは感激で、特に人参の千切りが切りやすく食卓が一度にプロ仕様な雰囲気になるのもうれしい。