今年の誕生日ケーキは、雪模様のドレスを着たお姫様。

毎年、誕生日ケーキを送ってくれる友人がいる。今年は、例年にない驚きの「スノープリンセスケーキ」である。


真っ白な箱から出したケーキは水色のドーム型のケーキ。この色とシンプルさがすごく気に入って喜んでいたら、これを土台にして雪の女王にデコレイトするらしい。


箱の中に、出来上がりの写真とデコレイトのパーツが入っている。女王様の上半身と、雪が大小と、銀色のアラザン各種。
繊細な雪はいくつか早くも壊れていた。


見本の写真より美しく出来上がったとご満悦な私。


しかし、このケーキにナイフを入れて食べるのにはかなり抵抗があった。


ついさきほどまで「かわいい」と言って喜んでいた次男が、あっという間にケーキの女王様の顔をガリガリ食べてしまった。後は勢いに任せてムシャムシャ。このケーキ、見場もさることながら、味が抜群であった。


いやしい次男は、ケーキの台座からお皿、ナイフにフォーク迄、余すところなくぺろぺろ舐めてきれーいにしてしまった。

確かに美味しかったけれど、息子を見ていて複雑な気分になってしまった。長男の方は小さい時から実にお上品だったのだが、同じ兄弟でありながらこうも違うのかとあきれ果てる母であった。