私の誕生日が7月なので、七夕祭りに便乗して楽しくやろうという事にしているが、何しろ子供が息子なのでどうもうまくいかない。それで、七夕祭りの記念に織姫と彦星の絵を作成することにした。その時、念のために織姫と彦星の伝説を詳しく調べ直したら、何と二人は恋人同士ではなく夫婦だったっと知りビックリした。

織姫と彦星が夫婦だったという話は次のとおりである。
天亭は神様たちの着物を折る仕事をしていた織女を牛飼いの牽牛に嫁がせて結婚させたが、まじめに仕事をしていた二人はその後二人で楽しく遊び暮らしたので、それに怒った天亭はこの二人を引き離し、年に一度だけ会わすことにしたというのが七夕伝説である。

年に一度だけと言っても何千年の間飽きることもなく相思相愛だという事は、人間界ではちょっと信じがたい夫婦愛である。まあ、それ故、なれ合いになってしまう人間の夫婦もそれにあやかろうというのが七夕なのか?

年に一度しか会わなければ、いつまでも新鮮な気持ちを保てるという事か。すぐに離婚という事も無くなるというものであるが、子供の出生率もすごーく悪くなるのではないかと心配する。まあ、宇宙には無数の星があるらしいからその心配は無用かもしれない。
何はともあれ、何千年の長ーい月日、夫婦関係を持続し続けたという七夕伝説の二人は見上げたものである。この二人の貫禄に敬服して描いたのがこの絵である。
仕事第一に暮らし、夫婦はなるべく離れていれば、何時までも新鮮な気持ちでおられるという教訓であるらしい。人間にはこの真似はなかなかムズイ。人間なら、絶対不倫とか浮気という事になるのではないか。単身赴任の御夫婦には七夕祭りの行事は必須という事になる。
人間様の結婚式でも、蝋燭ショウなんかやっていないで、この七夕伝説の教訓を披露すべきである。そして、結婚記念日は、この絵を飾って7月7日にすべきかも。