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琥珀糖を作るのには、糸寒天が一番最適である。粉寒天は溶けにくいし、棒寒天は溶けきらないので布で濾さなければならない。

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糸寒天は、お隣の市、高槻市の特産物である。高槻の友人に琥珀糖をあげたら、お返しに此の糸寒天をいただいた。下心ミエミエかも。

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高槻市のタニチという会社が製造している。
【関連サイト】
株式会社タニチ(寒天の由来・歴史)

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寒天はよくふやかしたほうが溶けやすい。中途半端に水につけた寒天は溶けにくくて困った経験がある。

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今回は、緑色に此のニッキ水のグリーンを使う。少しニッキの味と香りがした方がいい。いつもの砂糖だけというのは味気ない。

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此のニッキ水はリサイクルショップで見付けたもの。製造者がハタ鉱泉株式会社という珍しい名前。この会社ネット検索してみたら面白いラムネを沢山作っている。
【関連サイト】
ハタ鉱泉株式会社|ラムネ・よいこの泡びぃー・ひやしあめ・みかん水・シャンメリー・お子様白酒など、なつかしい商品や人気の商品を製造しています|大阪府大阪市

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ブルーと紫は色粉で作った。

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グラニュー糖を350グラム計る。面倒な時は、1キロ入りのグラニューとの3分の1なのでおおよそで入れても大差はない。

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5グラムの糸寒天は3時間以上は水200CCにつけること。今回は一晩置いた。

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あっという間に溶ける。

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350グラムの砂糖を入れる。

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砂糖もあっという間に溶ける。

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弱火で煮詰める。時々見にいって混ぜる。これぐらいの泡がブクブク出てくればOK。

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着色料に煮詰めた寒天液を加える。

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プラスティックの容器に寒天砂糖液を流し込む。あら熱を取って粘度を上げる。

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かなりどろどろになった寒天液に着色寒天液を入れて、お箸で少しだけ液を動かす。濃い薄いの差を見てみたい。

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同様にして緑色の寒天溶液を作る。この間ブルーの寒天溶液は冷蔵庫で冷やしておく。

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あら熱を撮った緑の寒天溶液を冷やしたブルーの寒天の上に流し込む。

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此のように下の層は2重に、その上に緑の層がのる。

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下が冷たく上が適度に熱いので境目が混じることなく接着する。以前、熱い物同士を混ぜ、これに失敗して混ざってしまった。後は冷蔵庫でラップを掛けてよく冷やす。ラップを掛けないと、冷蔵庫の匂いが移る可能性もあるので注意。

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グレープフルーツスプーンで端から取っていく。

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表面のギザギザが面白いし、表面積が大きくなるので早く乾燥する利点がある。

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キレイに3層になっている。

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濃い部分と薄い部分の違いが出ている。

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真ん中へんは薄い色合いである。

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つるつるに切りたい場合は、ナイフをお湯に浸けてて切ると良い。

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此のようにツルツルになる。

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ツルツルのプラスチックのような琥珀糖が出来る。
明日から1箔2日の検査入院なので帰って来た頃にはかなり乾燥しているはず。

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まる二日放置地ておくのでホコリよけを被せることにした。

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横からは空気の出入りはある。これは百金で買ったA4の書類入れ。

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表面がつるつるのものは穴がひとつ開いたレンジ用のプラスチックのフタをする。
木曜日の夕方が楽しみ。
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KEISUI ART STUDIO | 琥珀糖の作り方